施術内容
施術内容
東洋医学では望聞問切(ぼうぶんもんせつ)という4つの診察をします。
体全体の様子・顔の色・舌などを観る(望)
声、おなかの音を聴く 匂いを窺う(聞)
症状や既往歴等について質問する(問)
患部や手足やおなか、背中、手首の脈に触れて 状態を確かめる(切)
診察結果から体の状態を総合的に判断して 使う経穴(ツボ)や道具を決めていきます。
一つのツボの刺激は、経絡(けいらく)というツボとツボを繋いだ道を通じて全身に作用しますので、
最小限の刺激とツボの数で最大限の効果が出るように心がけています。それゆえ、硬くなった筋肉を直接 鍼でほぐしていく、という方法は採っていません。
治療中、又は治療後にどういう治療をしたのかを説明し、症状の改善だけでなく、今後新たな病気が起こらないよう努めます。
小児はり・きゅう
心身ともに健やかに育つようにと、小児はりは昔から行なわれています。赤ちゃんから小学生までが適応です。
はりは写真にある鍉鍼(ていしん)という刺さない鍼を皮膚に接触させます。お灸はせんねん灸やモグサを熱くないようにすえます。
痛みは全くなく、ふわっと気持ちがよくなります。治療時間は約10分ぐらいです。
近年増えているアレルギー疾患や、かん虫(イライラ)、夜泣き、風邪、その他いろいろな症状に効果があります。